8日の夜、初のお泊まり保育にお母さん犬の米ちゃん家へ行く。
夜に夫婦二人と一緒のお出かけなんて初めてだったせいか、怪んで甘え鳴きをする。
が、米家へ入るなり喜びモード全開。
「だ〜いすき。」「たくさんおはなしきかせてね。」「みてみて!」(バウリンガル訳)と大はしゃぎのヒナタ。
やっぱり生まれた家だから? 他とは明らかに反応が違う。
少しして米ちゃんのお母さんが2匹を散歩に連れ出してくれ、その間に私達は帰る事に。 帰って来て私達がいなければ諦めもつくだろうと。
玄関へのドアを半開きにして米ちゃんと待つお母さん。
「ヒナタ、お散歩だよ!」と呼ぶと、ドアの隙間から様子を窺うヒナタ。
私達を振り返り「呼ばれてるけど?」と考えている。 繰り返す事3回。
「行っておいで!」と後ろから背中を押すとじゃぁとばかりに散歩に。
車中二人ともそれぞれに可哀想な気がしてすでに後悔するも仕方なく。
帰宅後様子を聞けばと電話するように言う夫と、かえって気になるだけだからと
電話を渋る私。 結局電話せず。
翌9日早朝の新幹線で一路小山へ。
9時過ぎに朝の散歩が終わったかもと携帯でメールする。
ヒナタは元気で2匹仲良く散歩したとの事。 ホッと一安心。
あのコは元気で明るい性格だからきっと大丈夫、行儀の悪いのだけが預かってくれた方の迷惑だと思っていたので心配はその一点。
予定通り当日夜8時20分頃米家へ到着。
チャイムと同時に2匹のワンワン! 声が似ているので最初がどっちだったかわからない。 玄関を開けるとなだれ込むようにヒナタが・・・
でもあの興奮屋さんにしてはいつもの盛り上がり方。
部屋に入ると私達二人の側にくっついているけど、むやみにワンワンする訳でもなく
何だか落ち着いている。
驚いたのは米家がこたつで食事が並べてあった事。
ウチがテーブルのせいか他所さまの家での座卓がセーブが効かずいつもは大変。
ところが米家では初日の夜に足をのせた時に叱られて以後大丈夫だったとの事。
信じられない私に携帯の動画でその様子を見せてくれた。
あのヒナタが・・・感動〜!
帰りの車中で少し甘え鳴きしたものの、帰宅後も変わった様子のないヒナタ。
少し疲れたのか遊びも要求せずによく寝る。
私達を待ながらもきっと生家での1日を楽しく過したものと思われる。
可愛い子には旅をさせろというのは犬の場合もありなのか。
こうやっていろんな経験を積むうちに成長していくものなんだろうね。
ヒナタを見直した今回の出来事。 少しお姉さんになりました。
米家でも成長を喜んでくれたものと思う。 本当に感謝です。
写真は左米母さん、右少し後ろで控えめのヒナタ。