3日土曜日は秋田県の平成28年度動物適正譲渡講習会に行ってきました。 行政の行う適正譲渡と民間に協力してもらいたい事は何かといった内容から譲渡候補犬の適性評価とマッチングといった実際まで多岐にわたるお話で参考になりました。
あんちゃんは保健所に収容されていたのを民間の保護団体が引き出して里親探しのサイトに掲載されたという経緯で我が家に来ています。 もらい手が少なくなる成犬からで良いと思っていたのにまだ子犬だったので保護団体さんには「子犬でもらい手がきっと他にもいただろうから申し訳ないです。」と話したら、「誰にでももらわれそうだったのでむしろ危ないと思って引き出しました。」と言われたものです。
きっと色々なケースを見ているので譲渡すればそれでいいという訳ではないという事を実感としてご存知なのでしょう。 確かに譲渡してもらうのって思ったよりずっと大変だったりします。
さてここでちょっと参考になるお話を。 私自身凄く納得しました。
適性評価とマッチングで成犬のリハビリについてのお話の中で唐突に「皆さん、腕を組んでみて下さい。 上になっているのが右手の人も左手の人もいるでしょう。 では逆に組んでみて下さい。」と。
これがやってみるとスムーズに出来ないし違和感があるのです。 この逆の腕組みを出来るようになるには800回の練習が必要とされるそうです。 腕組みは教えられて出来た事ではなく自然に身についた事ですよね? それを頭で考えて逆にするのが800回。 何を言おうとしているかというと自然に身についた癖のようなものを変えるのには時間がかかるという事なんです。
なるほど〜でしょう? あんちゃんのクレート再トレーニングで今車の中のクレートで朝晩のご飯を食べさせて2ヶ月近いけどそりゃまだまだだよね。
攻撃行動や過剰な吠え、排泄問題などのリハビリに手間と時間がどれだけかかるのか。 逆に言うと困った事になってるなぁと思ったらグズグズしていられないという事よね? 何事も早期発見早期対策!
内容とは全く関係ない幸せなあんこさんです。 おやすみなさい。