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盆踊り 幼き日々が 匂いたち

8月6日(日) 西馬音内盆踊り 藍と端縫いまつり
羽後町西馬音内(にしもない)で8月の第一日曜日に行われる、家々で伝わる盆踊りの衣装を展示するまつり。 ぐるっと秋田スタンプラリーにここの盆踊り会館があったので母を連れて初めての羽後町行きなのだ。 もちろんヒナタもお供に。 12時少し前に会館近くの駐車場に止め、初めに会館で盆踊りの様子を紹介した映画を見て、さて通りを歩こうかと見たら、人出は思った程でもない。 これならヒナタも一緒に衣装と写真が撮れるかも?と迎えに行く途中、アスファルトに触って確かめたら・・・これは無理と判断する熱さ。 冷んやり枕をケージに入れ、ギリギリ木の陰に置いては来たもののなるべく早く帰って来なくちゃ。 母も建物やお店の中は平気だが外となると途端に歩く気がなくなるよう。 メインの通りの10軒程を見て歩く。 写真が撮り易かったそのうちの1軒で。
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ギャラリーか何かだろうか? 端縫いの衣装もとりわけ美しい。
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こういう衣装に深い編笠やひこさ頭巾(黒い覆面)を被り顔をほとんど見せない踊子達がかがり火の灯された通りで流麗な踊りを繰り広げるのだ。 さぞかし妖艶な事と思う。 家の中にも上がれる所もある。 神棚の前に広げられた衣装。
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どんな人がこの衣装を着て踊るのだろう。 手付き腰付きで町の生まれかどうかがわかると言われる踊り。 それほど小さい頃から見続け、大人になったらと憧れて、一夜の花となる踊子達。 先祖の着物を大事に端縫いにして身に着けたのだろうし、その色合わせで美しさを競ったのでもあろう。 歌われる音頭の土着的な大らかさとは対照的な踊りの妖婉さに、しばし心を奪われるだろう事は想像がつく気がする。 フォトコンでもよく見られる題材なのも頷ける。 実際の盆踊りはもうすぐなのだが・・・ヒナタ抜きではね。(ため息) お昼を食べようと向かったのは蕎麦屋「彦三」。 ここ西馬音内はまた県内では有名な蕎麦どころ。 それも冷やがけと言われる冷たい汁をかけた蕎麦の食べ方が一般的。
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ここは普通の家をお店にしたところで、何と仏壇のあるお部屋で頂いた。 初めて食べた本場の冷やがけ蕎麦は・・・美味しい! 太めの田舎蕎麦なのだが表面つるりと噛めばもっちり、汁も色は濃いめだが出汁の利いた私好みのお味。 これで450円とは恐れ入った。 お店は観光ツアーのお客さん達の昼食券の店になっているらしく、大忙しだったので早く食べられるように同じものを注文したのだが、今度は是非ゆっくりとかき揚げなども注文しながら食べに来たい。 ごちそうさまでした〜!
もう一つスタンプのお店があったので小安峡まで足を延ばしゲット。 前回来た時にお気に入りになった諸国雑貨と喫茶の重右衛門でもしっかりお買い物とお茶。 足元のヒナタも氷をもらって一息。(笑) 帰る途中で駐車場が日陰になる温泉を探していたら旅館多郎兵衛(たろべえ)がバッチリだったので安心して入浴。 いいお休みと親孝行なのでした。 日陰重視で場所を選んだりと気は使ったものの、知ってか知らずかヒナタは車での待機が長くて不満だったかな?
西馬音内盆踊りについては羽後町観光物産協会のHPへどうぞ。 動画もあります。
by smilingtail | 2006-08-07 21:41 | Myself | Comments(6)
Commented by starlitsky_2006 at 2006-08-08 01:04
西馬音内盆踊りを観に行ったことがあります。幽玄的な踊りとちゃきちゃきなお囃子との絶妙なバランス!ハマる人の気持ちがわかります。私の友達カメラマンも、毎年欠かさず西馬音内盆踊りへ写真を撮りに行っています。顔が見えなくて、うなじの美しさや手先のしなりの美しさが、魅力的に感じます。そういう奥ゆかしさ・・・忘れられた日本人女性の美しさなのかもしれませんね。「奥ゆかしい」という言葉に何故か反省する自分がいます(^^;
Commented by darari at 2006-08-08 11:51
えー、これで450円!
冷たい出汁のおそばなんですね。夏には良さげだ〜。
ヒナタちゃん、車でお留守番お疲れさま♪
Commented by arthur-cogi at 2006-08-08 22:09
西馬音内盆踊りのHPじっくり見させて頂きました。深く被った編笠からのぞく色白の女性や柔らかい手の動きと黒い頭巾を被って踊るのは驚きました。見ていくうちに富山のおわら風の盆を思い出したけどこちらの衣装の艶やかさはすごいですね。この写真の衣装は濃く締まった地色の着物に端縫いのあでやかさがお互いの配色を引き立てていますね。女性同士が競ってあでやかな端縫いを作っていたのでしょうね~。昔染色の勉強をしていましたけどこのような着物は初めて見ました。地元ならではの衣装なんでしょうかね。お祭りのはっぴじゃなくこんなのを飾りたいですね~。(笑) あ、、衣桁がないから下げられないわ(笑 昔の香りがするんでしょうね、この着物は。
お蕎麦のつややかさに思わずジュルリ~とよだれが(笑 更科より藪そばが好きで特に田舎蕎麦は大好きですよ。ちょっと濃いめの汁でズズッ!
マンマさんヒンヤリ枕って犬用??
Commented by smilingtail at 2006-08-09 00:21
Ricoさん
見に行かれた事があるんですか? 羨ましい〜。 お囃子と踊りのアンバランスさがまた魅力なんでしょうね。 一度は見たいと思わされました。 カメラマンにとっても魅力的なモチーフでしょうね、きっとあの手が! 東北の夏まつりのある意味迸る感じがここにもありますよね。
Commented by smilingtail at 2006-08-09 00:25
darariさん
安いでしょ? 多分これは栽培している人のお店ではないかと。 新しいんですよ。
ヒナタには祭も蕎麦も温泉もなしなのでちょっと可哀想でしたが、おばあちゃんが大好きなのでそれで良しとしてもらいました。
Commented by smilingtail at 2006-08-09 00:44
ア−君のママさん
そうですね、イメージ的には風の盆と通じるものがあるかと思います。 ただお囃子がこちらは明るいというか、ちょっと目にはミスマッチな程大らかなんですよ。 文句も。 それで衣装は艶やかだし、踊りは優雅だし。 やられた〜って感じがあります。 解釈によっては貧しいからの端縫いとも言いますが、あの色合わせからはむしろ贅沢とも言える布使い。 着たら見事だろうなと思いながら眺めました。 ちょっと着てみたいような。(あ、痩せなくちゃ!:笑) 盆踊りというのはやっぱり先祖の霊も踊りの輪の中にいるような、そんな感じがありますね。 異空間が作られるのだと思います。
お蕎麦はね、ホントに美味しかったの〜! 冷やがけはこちらではよく食べるスタイルなのですがそれにしてもあのシンプルさで唸る美味しさ! 今度は蕎麦好きの夫も一緒に是非また行こうと。
ひんやり枕はペット用ですよ。 骨型の保冷剤(カチンカチンにならない)にカバーが付いていて、それをケージの中に入れておくと少し楽なようです。 暑さ対策は怠らないようにしないとね。 それでなくとも「ハッハッ、ヘッヘッ」な人達だから。(笑) 
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