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小悪魔改め「スケ番ヒナタ」?

10月28、29、30日 ワークショップ しつけ編 
28日宿泊のコテージの私達の部屋は5人と6ワンコ。 シーズーの男のコ2匹に女のコ1匹、トイプードルの男のコが1匹にビーグルの男のコにヒナタ。 トイプードルの男のコとヒナタが強気組(汗)なのだがノーリードなので逆に危ない事はない。 ただし2匹が他の大人しいコの関所となって、特にビーグルの男のコは製薬会社の実験動物だったのを飼われるようになってまだ日が浅いため、犬にも人にも慣れていないのでお気の毒。(大汗) でも皆初対面ではないのでお互いの犬の個性も知っており、何かと気が楽。 温泉に入りに本館に行く時はケージに入れて留守番を。 こんな時コテージタイプなのでお隣の部屋への気遣いをせずに済むのもありがたい。 
入浴後はまたまたお酒タイム〜! でももちろん明日に備えて控えめにね。 そして静かに夜は更けていく・・・訳はないのだ、もちろん。 人の耳には聞こえない何かの物音に反応する者あり、普段ケージで寝ていないコは「出せ〜!」と泣くし、ヒナタはケージで私のベッドの横で寝ているが時々フリーのワンコが近くに来ると「ガウッ!」と短く吠えるし。 でもお互い様と言うかこれも経験と思うせいか眠れなくても不思議にイライラする事もなく。 逆にこれが皆大人しくてヒナタだけワンだったらと思うと良かった〜という感じ。(笑) と言っても次の日はさすがに眠かったけどね。(爆) 
翌29日は朝の散歩までは辛うじて雨ではなかったが後は予報通りの雨。 チェックアウトの10時が過ぎるのを待ってロビーでしつけ教室の開始。 いろいろなレベルのコがいるのでまずは名前の充電から。 名前を呼んで小さなおやつをあげる事を何度も繰返し名前イコールおやつを充分に教える。 もちろんこの日は少しづつとは言えかなりの量のおやつを褒美として与えるのでワンコ達は朝からご飯抜き。 その後クリッカーを使ったしつけの仕方を教わる。 そして手の中に握ったおやつに鼻先をタッチしたら「グッ!」(Good!)と短く誉めておやつをあげる訓練。 その後手を開いて上向きにし犬の前に出し手をのせたら「グッ!」 そしてついに例の包帯登場! 出した犬の手を包帯で巻くのだ。 その間もおやつは何度も口に入れられる。 報酬をケチらないのがコツ。(笑) そしてヒナタはこんな具合に。
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館内は突然野戦病院の様相。 皆片手に包帯の犬が総勢17匹。(爆)
さてここまでは昼食を挟みワンコの休憩を何度か間に入れての訓練。 チェックインの3時からはコテージの1室に集まりワンコ画伯のお絵書き〜! 巻いた包帯に絵の具を付け色紙にタッチをさせるのだ。 練習ではヒナタも含め手技が得意なコは出来ていたのだが本番床を汚さないために敷いたレジャーシートのパリパリした手触りが嫌だったのか皆固まってタッチが出来ない。 仕方なく少々強引だが色紙の上を歩かせたり飼い主が動かして絵にする。 こんな風にね。
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そして今日撮ったヒナタ画伯の絵との記念写真がこれ。 題して「冷静と情熱の間」(爆)
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この現代アートがわかるかな〜? 芸術の秋よね!と実は食欲の秋のくせに〜。 最後はしつけの成果を競うゲームで盛り上がり楽しい1日はお終い。 
3日目の今日30日は午後から大仙市のドッグラン大仙での教室に合流。 新しく4匹を加え12匹での訓練。 ここでも復習と新しいコに合わせた訓練をしながらの確認。 大分おやつでの誘導にも慣れて来て思ったようにコントロール出来ると嬉しい。 新しい「おじぎ」のトリックも覚えた。 今回の講師は「ヘンリー、人を癒す」の著作もある山本央子先生。
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論より証拠の先生の動きは3日間を通して見ていると流れるようでさすがはプロと唸らせられる。 飼い主の訓練だなぁと実感した。 ゲームも2つやって楽しむ時間も。 これは右手でリードとお玉に卵を入れて持ち、左手で犬を誘導して歩かせタ−ンして戻って来てはバトンタッチする団体戦。
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最後の最後に卵を落下させた人がいて実はゆで卵だったとバレた。 それまで生卵と思い込み必死の形相の飼い主達。(笑) 先生の帰る時間が近付き質疑応答の時間。 疲れたのか休むコも。
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実はこの柴犬のももちゃんはヒナタと2匹先生に「スケ番」と名付けられたなかなかの強気なコ。 でもまだ4ヶ月なので早くも成果が現われたのか顔付きが変わる程今日は柔らかい表情だった。 山本先生は問題犬の自宅へ行っての個人のしつけを主にしているので数多くの犬を見ている経験から「コ−ギーのメス」と「ももちゃん」という名前のコに強気の犬が多いと話していた。 つまり「コ−ギーのももちゃん」が最強という事らしい。(もしもコ−ギーのももちゃんの飼い主さんが見ていたらごめんなさい。あくまで経験上です。きっとあなたのももちゃんは例外。) 来た時と帰る時以外はテンションも抑えられるヒナタもふとした時に隣の犬に反応したりしてワン!する事があり、そういう時は「イケナイ!」の一言もなく無視して視線を合わせないのだそう。 でも下から見上げるヒナタのこの目が見ないようにしても痛い程感じられて難しい。
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本当に頑張るのはマンマなんだね〜、ヒナタ。 覚え書きのために長くなってごめんなさい。 後日ホテルの案内を別にアップしますよ〜。
by smilingtail | 2006-10-30 23:55 | | Comments(3)
Commented by arthur-cogi at 2006-10-31 17:51
皆さんわんこ好きな方達で素敵な時間だったようですね。
包帯の訳(笑 よ~くわかりました♪おまけに新進気鋭の画伯ですか(笑
ヒナタちゃんにとっても、マンマさんにとっても充実した時で(お食事&お酒)良かったですね~♪そうそう!ノーリードの方が逆に危険を回避できるんですよね。それにしても夜にフリーのワンコちゃんかぁ~アーサーだったらよっぽど疲れていればガウ~はないかな?(笑 それに男の子同士でもれっきとした男の子との同室お泊りは難しいだろうなぁ。まぁ先生もそういった配慮はしているんでしょうね。
名前=おやつと手に鼻先タッチは面白そうですね♪この包帯を巻く時って安心して飼い主に手を触らせることが出来て落ち着いていられるか、、、きっと身体のすべてを触ることが出来るか、、という意味もあるのでしょうか。
ヒナタちゃんのワン!した後のお顔なんですか?いつもとお顔が違って硬い表情な気がします(笑 ムムム、、、イケナイ!発言はイケナイなの?(笑 色々教えて頂いたようですね~♪ワタシだったらパニックになったりして~(爆
Commented by smilingtail at 2006-10-31 20:51
ア−君のママさん
ワンコ好きで悩み多き飼い主の集まりです〜。(笑) それがお互い様の訳で。 不思議ですがリードで飼い主がついていると強気になるんですよね、ワンコ達って。 去勢、避妊のワンコが2/3で男のコは子犬以外は全員去勢済みでした。 やはり他のワンコとも仲良くさせたければ去勢するのが一番のようで。 ヒナタを含め気の強い女のコ達はこうしてみると避妊していないコばかり。 先生にはホルモンの影響でイライラもするからと避妊を勧められました。 悩むところです。 ご夫婦での参加をしていらっしゃる人達も多く、部屋割りもその辺と犬同士の相性とかを考えての事だったようです。 包帯の時の慣れさせるやり方は例えば爪きりとか目薬とかに慣れさせる時に応用できるみたいで。 
Commented by smilingtail at 2006-10-31 20:52
ア−君のママさん
長過ぎたのでパート2です。(笑)
ワン!した後の「無視」には目線も言葉かけも入っていて「イケナイ!」でも応えている事になり飼い主さんが好きならそれでご褒美になるんだそう。 ヒナタがうるさいのには慣れてしまっていて、私を見て明るくワン!とかいう時はついつい「ハイハイ、わかったよ。」とか口に出していて、先生に「お母さん、会話してちゃダメ!」とか言われてしまいました。(笑) これってコ−ギーの飼い主さんならウチも!って言うと思うんだけどな〜。 クリッカーの効果は今日の散歩でもあって車が通り過ぎる時など落ち着いていましたが、近所のお友達ワンコと合流したらたちまちワンワン!で。(汗) ホントはワンワン!したらそこでお散歩終了で「あら残念ね〜。」とすぐに帰ってと指導されたのですが。 それを守るとお友達ワンコとの散歩はできそうもなく。 おしゃべりなコ−ギーの場合、嬉しいワンワンもあるんだけど、このワンワンは良くてこのワンワンはダメというのは専門のトレーニングが必要で普通には無理なんだそう。 困ったな〜。
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