<< 冬が始まった〜! アー君との再会、そして新潟の夜... >>

Tタッチワークショップ

11月16日(日) Tタッチワークショップ
ホテルを9時出発予定だったのでお外トイレの我コーギーズは7時に起床で各々お散歩。(この各々というのが何で?だろうけどホテルがペットOKとは言えあんまり温かい目で見てもらっている感がないのでワンワンするコは気を使うのだ。:汗) 犬自体も大きくて重いし荷物もあるので早めに駐車場へ連れて来ておきたくてアーサー号へひとまずヒナタも同乗させてもらった。 「後は若い者に任せて・・・」ってね。(笑) お互いクレートの中だし間にちゃんと荷物も置いてほんの少しのお見合いタイム? ドアを閉めてもどっちもワンとも言わなかったので会話はなかったかもね〜。 気の交流は出来たかしら?
会場のパートナーズドッグさんに到着。 余裕を見てはアー君とママさんをパチリ。
Tタッチワークショップ_b0031538_1295441.jpg
アー君は3日目のワークショップだけど落ち着いたものでセミナー中に寝てしまう程。(ママさんがいびきを気にした程の爆睡らしい!) 今日はTタッチの初級編を受けた人が受講する内容でどちらかと言うと日々の応用という事で後半は特に公開カウンセリングに近い形。 ヒナタの出番は少なく多分退屈だったろうと思われ。 しかも朝から雨だったので気圧の変化なのかちょっとナーバスな感じの中、よく頑張ったと思う。 
飼い主が犬役と飼い主役をペアで体験してリードでの操作を学習するところではアー君のママさんが引っ張りが時に激しいアー君の状態を演じ私は四苦八苦。 たまたまデビー先生に見られて「やって欲しくない状態(お互いが引っ張りッコ)ですね〜。」とリードを代わって持って下さった。 相変わらず真剣に引っ張るアー君ママさん(犬役)に「無理はないわね。 この犬はシェルター行きよ。」とジョーク。 デビー先生は犬にはもちろん飼い主にも緊張のない状態でセミナーをされるのでとてもリラックスした雰囲気でセミナーは進む。 勉強と言っても眉間に皺を寄せて真剣にではないのね。 それにそういう飼い主の状態がとても大きく影響するのがTタッチなので飼い主自体の呼吸や姿勢、立ち方(リラックスした)が大事なの。 分かりやすく言えば気巧に近い感じがする。 犬へのタッチの仕方はいろいろな場面で有効なタッチの仕方があって各々を覚えるのはなかなか大変だけど例えば正確でないからといって悪影響がある訳ではないし実際にやってみると(もちろん実演を見ているからこそだけど)犬からそれでいいとかちょっと嫌かもと伝えてくる事でフィードバックできる。 触り方、強さ、速さなど心地よい(マッサージの気持ち良さとは違うのだが)と落ち着いて受けているのでこれでいいんだなとわかる感じね。 
Tタッチワークショップ_b0031538_12291190.jpg
まったりはしているけどお耳にはちょっと緊張が見えるかな? アー君もカメラのシャッター音で待て解除のコなのでこの表情は連写2枚目の「撮ったよね?」な目。 休憩時間にヒナタと並ばせてアー君のママさんに撮ってもらった写真もそのうちアップされると思うのでここではなし。(時間、スペース共に余裕がなかったので私が助手をしました)
Tタッチワークショップ_b0031538_12332440.jpg
トイプーのテト君はパピーだしクレートの中だけでは厳しいのでりんさんのお膝の上でという場面も。 矢印の先にデビー先生の愛犬(トルソー)、その名もオバマちゃんがいるんだけどテト君にしてみれば怪しいやつ(ピクリとも動かないしね)らしく、ガン見しては時々吠えていた。 そういう事があると逆にカウンセリングのモデルになるので実は気になる事はその場で起きてくれると飼い主はありがたいのだ。 りんさんも対応を教えてもらっていたよ。
Tタッチワークショップ_b0031538_1242476.jpg
詩音ちゃんはストレス時(知らない犬が多かったりする時など)に大量のよだれを出すんだけどこの日はそれ程でもなく。 1月の青森でのワークショップを受けられなかったかずさん(詩音ちゃんのお姉さん)は前日までの初級編でのレッスンで実際動かなくなった詩音ちゃんの対応を見てもらったそう。 
Tタッチワークショップ_b0031538_1331124.jpg
前日居酒屋でご一緒した飼い主さん姉妹の愛犬マツコちゃん。 私がお昼の後のリンゴを手にしていたら「アタシ、それ大好きです〜!」とアピール。 頂くものは頂くけど後はさようなら〜な感じだったけど他人にとってもシャイなコらしく、後でシャイドッグのデモ犬として活躍してくれた。 でも食べるチワワちゃんって羨ましい〜。 ルークの事があるのでチワワちゃんについ目が行き撮らせてもらったモナカちゃん。
Tタッチワークショップ_b0031538_1375194.jpg
綺麗なコね。 それに落ち着いた感じだし。 でもここに来ているという事は飼い主さんは何か悩みがあるって事か〜。 
マツコちゃんのデモが始まりシャイドッグという事でダブルリードを飼い主さんとデビー先生の両方で持って歩かせる。
Tタッチワークショップ_b0031538_13111485.jpg
木で作られた障害はラビリンスと呼ばれるものでここをリードで合図を送りながら歩かせたりして犬のバランスを整えるもの。 実際1月の青森でヒナタも歩かせたがいつになく平和に立っている(前傾もなく良いバランスで)のを見て「あ!」と気付いた時、デビー先生が「Can you see that?(今の見た?)」と声を掛けてくれてああ〜、これなんだと感じた時は嬉しかった。 そういう観察して感じる事が一番大切なのだと思ったから。 マツコちゃんはこのバッグに逃げ込みたがったので逆に進ませるモチベーターとしてバッグを前に置いた。 今まさに入ろうとしているね。
Tタッチワークショップ_b0031538_132377.jpg
これはワンドと呼ばれる杖でシャイで人から触られたりするのが嫌なコの時に有効。 先の方は細い柔らかい房のような感じになっていて最初はそっちで慣れて来たら持ち手の方の部分でより近い距離からタッチをしていく。 このワンドが伝えやすいのだそうだが代わりのもの(例えば筆とか)やおもちゃなどで触ってというのも良いらしい。 これはルークにも使えるね。 お兄ちゃんのTシャツの残りでもっと細いものを作って試してみよう。
こういう公開カウンセリングのような事は見ているだけでもとても役に立ち、観察と感じる事、そして犬に伝える事が本当によくわかる。 ここで感じた事を家で自分の犬にして覚えていくのが私達普通の愛犬家のする事で、問題行動のある犬の場合はカウンセリングをプライベートに受けてフォローしてもらえたらきっと有効だろうと思う。 国内にもプラクティショナーと呼ばれて施術もできる人達がいるにはいるのだけどまだまだ数は少なくその恩恵を受けられる人は限られるのが実情。 でもこれはと思ったらこういう機会にでも参加して欲しい。 ちなみに興味のある方は今年1月の青森でのTタッチワークショップでの様子が記事にしてあるのでこちらでご覧下さい。
今回もう一つ感じた大事な事は自分の犬の理想的な姿(つまり目標とするゴールね)をなるべく具体的に心に描いてみるという事。 つまりは吠えるかも知れない(というかまた吠えるだろうなぁ)と思っているようではいけないという事ね。 これはう〜ん、確かに〜と反省。 そうあって欲しい訳はないのに決めつけている時ってあるもの。 もちろん吠えないでと思っての事だけどやはりその否定的な想像はダメなんだね。 これは人もよくよく考え直さないと!(汗)
Tタッチについての詳しい情報は こちらでどうぞ。

撮影データ
EOS Kiss D[50mm f1.8 Ⅱ]
by smilingtail | 2008-11-19 21:06 | | Comments(8)
Commented by どりさま at 2008-11-20 01:48 x
うちのぴ~すも問題ある性格ですが、9歳のマルがまたまた困った性格でして^^;彼女にそっくりな性格しているんですよ;;チビなのにやたらえらそうで生意気で短気で切れっぱなしです;;
Commented by arthur-cogi at 2008-11-20 16:31
そうそう♪ヒナタ姐さんとアーサーのお見合いタイム、あとは若い者にまかせて、、、でしたね(笑 はて、その時アーサーはお好きな映画は?とかお休みの時は何を?とか、、紳士だったかな(笑 言葉が喋れたら聞いてみたいとこだわ^m^
犬役飼い主役の時は今思い返してもほんとに笑えます~(爆 予測できないことが起きた時以外は歩くのが遅いので私の方が犬みたい(笑 せっかちな私が引っ張っちゃってるわ(汗 あら!そうすると私がシェルター行きね、アハハハ^^
苦手な音が聞こえると逃げたい~~!とリードの引きも強く酷いときには目が血走ってしまうくらいなんです。こういった時はどうしたら・・・と試してみたかったのですけどね~。でもデビー先生がされたあの瞬間、フワ~と引っ張るリードが軽くなったのを感じたあの瞬間、あ~この瞬間は何?と思いました。その瞬間がニュートラ、無の状態というか力が入ることなく自然に立っている、その瞬間をもう一回学びたいです^^
Commented by arthur-cogi at 2008-11-20 16:33
ワンドも興味あるんですよ。私がアーサーは人から撫でられても大丈夫な子と思っているだけで(決め付けてるかも?)アーサーとしてはどうなの?ナデナデされてもいい子にしていられる子だけど、、本心は?と思ってしまいました。ちょっと振り返ってみたくなりましたね。撫でようとするとスルーすることも多々あります。Tタッチをするときみたいに「撫でてもいいですか?」の声かけもしてみようかな~^^
Commented by さくらえびママ at 2008-11-20 21:58 x
なるほど~いいな~近くであれば参加してみたいセミナーです。
続き楽しみにしています^^
ちょっと困り顔のアーサーくんだね~ヒナタ姐さんとお話したくさんできたかな~!?
Commented by smilingtail at 2008-11-20 23:30
どりさまさん
す、すみません、大笑いしてしまいました〜。 でも私とヒナタも似ていると言われる事があって。 いえ、決して私は姐さんではないのですが好みや主張がハッキリしている点は似ているかな〜。(汗)
Commented by smilingtail at 2008-11-20 23:56
アー君のママさん
ウフフ、お見合い、話は弾んだでしょうかね〜? アー君が気を使って話題を振ってくれていたかも。 でもおやつは何が好き?とかお気に入りのおもちゃは?とか子供っぽい事を聞いてる気がする。(笑) あ!でも大人っぽくなっていたから違うか〜?
あの時は二人でダメな飼い主と犬をやってましたよね。(笑) ホントにアー君がそんなに引っ張る時があるの?って感じだったけど。 引っ張られると緩めるのが難しいですね。 普段はヒナタが強く引っ張ったら一度止まってそれからフッと緩めるって感じかな。 ダブルリードをしばらくやっていないのでまた試してみようと思います。 リードを上にあげて緩めるのとそのタイミングよね。 音に驚いて「ささ、帰りましょう!」という事はあってもしゃにむに引っ張るって感じではなく、「違うよ〜。」と方向を変えると「え?そうなの?」とそっちに歩くし、でも緊張しているので長居をしたりはしませんけどね。 アー君はいろんな音に弱いんですね。 虫への反応にも驚きました。 ラベンダーの時なんて大変だったでしょうね。 ハチがブンブンだけどあれはヒナタは平気。 それぞれ違うものですね。 
Commented by smilingtail at 2008-11-20 23:59
アー君のママさん
続き〜。
でも触られたりに嫌そうな素振りはなかったような気がするけど? スペースがないと私の足をお座布団にしてその上にお座りしていたくらい余裕のアー君でもあり。(笑) 大物と小心者が同居ってコーギーは案外そんな感じがあるかもね。(笑) ウチもどっちなの〜?って思う時もしばしばですよ。 撫でられるのはあくまでも自分で相手と時を選ぶって感じです。 このツボは未だに謎。
Commented by smilingtail at 2008-11-21 00:05
さくらえびママさん
行く度に発見があるし何しろリラックスして受けられるワークショップですよ。 機会があったら是非〜。 面白いので。
私は最終日の一日だけだったので今回のワークショップについてはこれで終わりです。 アー君は全体的にはまったり過していたけど写真で見るとちょっと緊張感もあったのかな? 傑作はヒナタと並んで撮った写真です。 アー君のママさんがそのうちアップするから待っていて下さい。
<< 冬が始まった〜! アー君との再会、そして新潟の夜... >>