2013年 08月 07日 ( 1 )

天国への階段 その2

29日は量は少ないけどフードもおやつも食べてこのところしたりしなかったりのウンPも柔らかめながらちゃんとした。 夕飯の支度の時にいつもの楽しみにしている顔。 炒めた胸肉の挽肉と炒り卵も食べた。 ご飯の後で鶏の皮をパリパリに焼いていたらキッチンのゲートまで来てニコニコしていたのでそれもあげる。
夜低周波治療器でパパさんから背中をやってもらうとこれはいつもの事なんだけど私は途中で背中が痒くなり掻いてもらう事が多い。 これがわかるとヒナタは隣の部屋で寝ていても跳ね起きてきてアタシも〜とばかりに背中を向けて座る。 仕様がないな〜と私が掻いてあげる。 そんな元気な時の習慣をこの日はして見せた。 治療が終わるともらえるおやつも食べて。(これも決まった習慣)
そしてブログアップのためにPCの前に座ると足下で横になるヒナタ。 まるで全部が元気だった頃のまま。 調子がいいのかな〜と嬉しい気持ちになったんだけど気が付いたらサークルの外のドッグベッドにおしっこがしてあった。 変だなと思ったけどもうその時にはそれぐらい悪くなっていたって事だったらしい。
30日に病院へ行ってその事を話したら筋肉がちょっとしたはずみで緩むのだろうと。 行く前から決めていた抗がん剤治療を止める事を話す。 効果が見られなくなっているからと。 先生もそれがいいと思うと。 お母さんもこのコもよく頑張ったと思うからこれからは穏やかな日々を少しでも長くお家で過ごせるようにと、その上で必要な事は相談して下さいと。 11年間お世話になりましたとお礼を言って帰る時にはちゃんと自分で歩いて診察室を出たヒナタ。
その足でお母さん犬の米ちゃんの家へ行き、最後かも知れない挨拶に連れて来たと事情を話す。 車から下ろす時どこに来たかわかって一声ワンと吠えたヒナタ。 思えばそれが最後のワンだった。 生まれた家のお父さんとお母さんに挨拶したのかな。
その午後にまさかの喉からの出血が! 今度起きてもドレーン手術も出来ないしと先生と危惧していた事がこの期に及んで起きてしまった。 もう自分で消毒だけしようと決め、実家近くの知り合いの歯医者さんで櫻丸の飼主さんに相談してやり方を教えてもらい消毒液をもらってくる。
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シリンダーと生理食塩水。 これに別の消毒液とで対処し食べられるなら抗生剤をという事になった。 夕ご飯に茹でて裂いた胸肉を手であげたら食べたので薬も飲ませられ消毒もした。

31日の朝は胸肉も食べないがキィウィは食べたので薬をくるんで飲ませる。 あとはマヌカハニー。
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今回の出血では前より落ち着いている。 おやつの時間に焼き立てのパンケーキだったらもしかして?と思って焼いていると・・・
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キッチンから見たらこんな可愛い顔をしてこっちを見ていたのでカメラを構える。 「ヒナちゃん、いいお顔だね〜、お写真撮ろうか〜」と
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穏やかで本当にいい顔でしょう? もうこの時には呼吸も時々荒いし前足も立たなくなって水を飲むのにも平らなお皿に入れて補助してあげないと飲めなかったのに。
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桃とマンゴーとブルーベリーが入ったパンケーキはやっぱり食べなくて、マンゴーと桃を潰してあげてみたけどこれもダメ。 でも「いいよ、いいよ。後で食べるかもだからラップしておくね〜。」と自分に言い聞かせるように冷蔵庫に入れた。
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縫い物の苦手なマンマがこの日苦労して作った変形スヌード。 奥のバンダナのは手直ししてキツいのをニット部分を継ぎ足した。 手前は子供の腹巻きを買ってきて切り、マジックテープを縫い付けて頭を通さなくてもいいようにしたもの。
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付けてみたらいい感じ。 シャッタースピードが遅かったのでブレちゃったけどヒナタは反応してるでしょ?
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この時も可愛いから撮ろうねと。 結局生きているヒナタの最後の写真はこのスヌード姿。 
そんな時にウタちゃんのお母さんがブログが気になってと訪ねてくれたのでもうあまり長くないかもと話して会ってもらった。 呼吸が速くて大変そうなのにこの可愛い顔のままなので驚かれる。 帰りにアミーちゃんの家にも寄って話してくれたようでアミーちゃんのお母さんも駆けつけてくれた。 夕方だったのでマリちゃんのお母さんにも翌日来て会ってもらえないかとメールして。
このヒナタの様子が何となく気になりコギ友さんの一部の人に「ヒナタが知らせて欲しいと言っているような気がして」ともうその日が近いかもというメールを夜中に送信。
翌1日の午前3時過ぎ、うとうととしていて苦しそうな呼吸で目を覚ます。 ずっと枕元のライトを付けて寝ているのですぐに顔が見える。 苦しい息でも変わらず平気そうな顔のヒナタに「大丈夫?ここにいるから安心してね。ありがとう。もう頑張らなくてもいいんだからね。」といつものように声を掛ける。 
そしてまた眠りに落ちグッという音で気付いて時計を見たら4時。 部屋の電気を付けて確かめたらヒナタはもう息をしていなかった。 2階で寝ているパパさんを起こし二人でサークルの中の始末をしてヒナタの身体を綺麗にしボードの上に寝かせて朝まで少し休む。 
本当に苦しかったのはこの二日だったし痛いのとは違ったしもしもの時には眠らせてやるべきかも悩む事がなかったので願った旅立ちになったような気はしている。 それでも夜布団に入る時には隣にヒナタがいないのを思い知らされるので初七日とはいえまだ泣かない日はない。 ヒナちゃん、マンマ頑張るけどね。
by smilingtail | 2013-08-07 23:55 | | Comments(15)