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冬を越す 芽なればこその 光り持て

冬を越す 芽なればこその 光り持て_b0031538_18311274.jpg8日のブログに書いた千秋公園下のお友達の家というのは実は「サム工房」という名前でご主人が鍛金を奥様が彫金をしている。 今年の秋田市の文化選奨にご主人が選ばれた。 写真のヒナタの後ろに写っているのが工房の外壁とその前に展示した「キリンの母子像」の制作模型。 この「キリンの母子像」は子供のうちに死んだ義足のキリン「太陽」を偲んで作られたもの。 市内大森山動物園入り口にある。
そして今回は「花入れ灯り入れ」と題してのご主人制作の銅の花入れと奥様制作の銅のキャンドルカバーのコラボ展。
 冬を越す 芽なればこその 光り持て_b0031538_18542864.jpgこれが実際の母子像の前での写真。 
銅板を叩いてこの大きさの像を作るのは実は大変な仕事です。
義足のキリンの話は当時ニュースなどでも取り上げられ、無事に歩けるようになるのを私も願ったものでした。 
結果は残念でしたがこうして母子の像として人々の記憶に残っていくのでしょう。
動物園を訪れる子供達にも何故この像があるのか伝えていきたいものです。
冬を越す 芽なればこその 光り持て_b0031538_198894.jpg

これは昨日五城目道の駅の遊歩道で撮ったご主人制作のオブジェ。
朽ちた木の側で新しい芽が出る様子というのは生命を感じるもの。
マクロレンズは持っていないのだけど及ばずながら撮らせてもらいました。 
頂いたこの芽のような何かを私の中でも大事に育てたいと祈りを込めて。
by smilingtail | 2005-11-13 19:35 | Myself | Comments(4)
Commented by 小夏ママ at 2005-11-14 10:51 x
落ち葉の風景は、鍛金のオブジェにぴったりですね☆
金属を叩いて立体の曲面を作るのを想像するだけで、
気が遠くなりそうです。
気持ちが優しくなるオブジェですね。
母子像の前で見上げるポーズをとるなんて、ヒナタちゃん、さすが!!!
Commented by smilingtail at 2005-11-14 20:36
小夏ママさん
金属という固いもので柔らかな新芽を作る・・・素敵な仕事です。
頂いた時すぐに森で撮ろうと思っていました。
そういう想像力を掻き立てるものがアートなんでしょうね〜。
切り口が苔むしてぴったりの背景を用意してくれていました。
マクロも欲しかったりする・・・お花とか撮るとそう思いますよね?
Commented by アー君のママ at 2005-11-14 21:30 x
やさしくなれる瞬間を感じました。ご夫婦でそれぞれの作品を造ってらっしゃるのってステキですよね。仲の良いご夫婦なんでしょうね。キリンの母子像見て母きりんが「太陽」を見つめるしぐさでわかりますネ。
新しい芽のオブジェかわいらしいです。ちょこんとそこかしこに置いたら
「にこっ!」って微笑んじゃいそう…
ヒナタちゃんいいわね~目にもおいしいもの見られて(^o^)幸せですね!
Commented by smilingtail at 2005-11-15 17:12
アーティスト同士で衝突とかしないのかな?と世間的には思いますが、その作る物に対する尊敬がお互いにあるという事なんでしょうね。
夫婦というか共同体という面もあるようです。
素敵なオブジェ、今はテレビの上にありますがそう言えばヒナタ近くで見ていないかも?
取りあえず舐めてみる?って感じでしょうか。(笑)
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